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新型-手動型油圧式・鉱物標本整形機
【小型ロックトリマ(岩石挟割機)Rock Trimmer】
2ビット脱着型・MTA-4000の仕様
精工機器加工専門業者の技術が活かされ、趣味のこだわりから開発・改良されました。


合計 本日 昨日 アクセスログ

各部品をNC旋盤機及び複合加工機にて高精度且つ均一に
作られています。

従来品のセンター(中心)のズレ合わせなどの微調整が有りません。
本体重量24.7kg

旧型と新型の比較
各部材が精工技術による精密加工な上、テーパーとスライドポールのネジ規格を
M16からM18に太くし強度アップ化。
旧型はブレードのスライド部分の隙間で本体の歪を緩和させていたが、新型では全く歪の無い精度で作成されている為、無垢の金属ポールとブレードにスリーブパイプを採用する事が出来、昇降下降が非常にスムーズに成りました。
精密加工に伴い溶接レス構造で油圧ジャッキ低床をアルミ金具で固定を簡易化させ、油圧コックを旋盤加工による手動用のアルミ製コックを採用。
ブレード最上部からの収納 昇降下降の繰り返し動作
殆ど使われていない固定バイスを無くし、面倒だったブレードの高さ調整や収納をスプリング採用で手返しが早く成り大変楽に成った。
旧型の塗装部分を強度の高い銀白色の白上げクロムメッキ仕上げ。
使用状況動画
@大きなサイズのスカルン標本。 Aヘキ開の顕著な標本。 B緻密な石英母岩鉱石。
特にBの鉱石は、生野鉱山産の黄銅鉱を斑状に伴う緻密な石英から成る非常に硬いもので、通常の整形ハンマーでの欠き取り等難しいです。
※旧型機の動画です。

此れより以下は旧型機種の案内
潟jチカさんが総販売元です。どしどしご注文下さい!!

■ご挨拶■
ページをご覧頂き、大変有難う御座います。本機は販売から約4年の間に、約20台を超すご注文を全国の鉱物コレクターの方々より頂き、現在に至っております。ご使用に成られた皆さんのご感想は、一同に「凄い!」「早く買っとけば良かった!」「標本数が増えた!」との全ての方々から同様の評価を頂いております。決して過剰評価では有りません!!本当に喜んで頂けております。現在に至り、下段の説明「鉱物標本整形機を製作する目的と切っ掛け。」にも触れております、標本整形での問題点を全てクリアー出来たと自負出来る機器だと自信を持ってお勧め出来ます。上記潟jチカさん共々、どうぞ宜しくお願い致します。

本体寸法図
シャフト(M16)1本当りの最小引張破断荷重6,590kgとして、2本の合計を13t以上、ねじれに拠る横方向の許容せん断荷重、1本当り2,412kgの設計で作られた非常に頑丈な作りです。

鉱物標本整形機を製作する目的と切っ掛け。
今までに整形ハンマーを使用中、叩く衝撃で肝心な結晶を無くしてしまった経験が無かっただろうか?また「この部分がもう少し割り取る事が出来たら・・・・。」と思いつつ、標本ケースに収められずにいる経験も多々お有りの事と思う。大学等に設備してある電動油圧式や、手動回転式の石割機では、単に「割る」事を目的とした大型機械ばかりで、細かな整形を目的としたものでは無かった。そこで、コレクターの許せる範囲の手頃な価格のもので且つ丈夫でより正確に整形が出来る機械が出来ないものかと思案と計画を練り、従来製品化されている石材用の油圧式石割機や自動車整備用の油圧式プレス機の原理を応用し、試行錯誤の結果、単なる石割では無く整形を重点に置いて出来上がったものです。
油圧式プレス機 石割機 標本整形機の企画・制作の原理の元と成った
各種工業用機械類。

鉱物標本整形機の主な用途。
鉱物標本整形機は石割機として使用可能ですが、名前が示す通り、ハンマー整形の衝撃に耐えられない脆い結晶を伴う標本の細部の最終整形や、ピンポイント的に標本分割に用いる様に挟み込み部分を突出させた設計がなされています。
■標本の一部をピンポイント的に欠き取り。
■角閃石などに埋まる柘榴石などの結晶鉱物の取り出し。
■ヘキ開またはクラックに沿っての標本分割。
■薄板縦長な層状標本の層に沿っての標本分割。
■堆積岩などの層に沿った化石を取り出す正確さを要する分割。
■その他応用に拠って色々と活用出来ます。(アルミ缶やスチール缶などのプレスにも!)
鉱物標本整形機の特徴。
整形の精度面・強度面・操作性・コスト面を極力重視し、更に今後の改良を考慮し殆ど溶接を用いず、全パーツ分解型の構造としました。結果重量も24kgに抑える事が出来、女性でも持ち上げる事が出来ます。特に重点を置いた点と言えば、本体のヒズミとヒズミ発生後の微調整が可能に成る、各パーツの接続部を片方のパーツに埋め込んた、組み込み式を採用しました。また試料を挟み込む部品に、削岩機に使用されるテーパー式のストレートピットを用いた事で、テーパー部分は金属旋盤の専門業者に強度性の高い鋼材を使用してもらい特注し、ネジ式で上下の土台に取り付けられる様にした。この事でダブルビット使用での幅の広い試料から、シングルビットと別途の鋼材枕を併用する事で、数p単位の整形が可能と成った。しかもテーパー式を採用している為、ビットの角度が上下とも自由に変えられる。この事は、ビット先端と整形試料の接触角度(理想90度)の変化に拠るヒズミを大きく抑える事が出来、石割機に良く有る「潰れる様な割れ方」が無くなった。また特記するべき点は、ビット先端が緩やかな湾曲を成している為、整形試料への当り(食い込み)も大変良く、精度の高い標本整形が可能に成った。現時点ではテーパーの脱着にパイプレンチを使用しなければならない為、注文機からは通常のモンキーレンチで脱着可能な構造に成ります。(下段画像参照)
鉱物標本整形機の特徴。

標本の整形箇所と形状に適した、ビットの微妙な交差角度に拠って、かなりの正確さが得られます。
またテーパービット採用で、ブレード間が広く整形標本の大切な部分を直接手に持って保持出来る為、作業も大変し易く標本の飛び跳ねも防げます。

価格の問合せ及びご注文はお電話にて。